■World

物語のバックグラウンドとなる世界観や用語を紹介します。

 ■精霊魔法

 精霊魔法とは、精霊の力を借りて魔法を発動させるもの。

 

 一般魔法や特殊魔法とは違い、魔素は消費しない。術者の魔法属性に応じた精霊と契約を結ぶことで精霊の力を借りられるようになる。

 

 ただし、人間と精霊は直接対話をすることができないため、使い魔を通じて精霊と対話し、力を借りるというプロセスを踏む。

 そうした関係から、精霊使いは人間と精霊の間を繋ぐ「エレメンタルリンカー」=『自然と人間の架け橋』と呼ばれ、この世界そのものに恩恵をもたらすという高邁な存在意義がある。このことから、年端もいかないウイップルであるにもかかわらず、大魔法使い(オセルクラス)と同じ階級として扱われている。